Ubuntu server 12.04 64bit へのvagrant 1.2の導入

銀鷹です。

一つ前の記事でVirtualBoxの導入が完了したので、引き続きvagrantを導入していきます。

vagrantは以前、研究室の同期に教えてもらってから、しばらく忘れていたんですが、

使い始めたら思った以上に便利で重宝しています。

いつでも、作ってすぐに使えて壊せるVMが簡単に手に入るのがいいですね。

vagrant 1.2の導入

VirtualBoxの導入が終わっていればすぐ終わります。

(公式がdebファイルを提供してくれていますからね・・・)

http://downloads.vagrantup.com/

1. vagrant 1.2 のインストール

ダウンロードしてdebファイルをインストールするだけ。

wget http://files.vagrantup.com/packages/7e400d00a3c5a0fdf2809c8b5001a035415a607b/vagrant_1.2.2_x86_64.deb
sudo dpkg -i vagrant_1.2.2_x86_64.deb

2. 動作確認

試しに、Ubuntu 12.04 32bitなVMをvagrantで作成する。

vagrant box add precise32 http://files.vagrantup.com/precise32.box
vagrant init precise32
vagrant up
vagrant ssh

これで、vagrantで作成されたVMに入れる。

後は煮るなり焼くなり好きにすれば良い。

(マシンが立ち上がって、外部とpingで疎通ができるとテンションが上がるよね。)

二回目からはvagrant box addは必要ない。(同じOSをベースとする場合は)

他のOSをベースにする場合は、新たにvagrant box addで他のベースとなるOSを入手すればよい。

ベースとなるOSは自分でも作れるようなので、近いうちに試してみたいと思っている。

複数VMが欲しい場合はディレクトリを変えると良い。

cd
mkdir vm1
cd vm1
vagrant init precise32
vagrant up
vagrant ssh

cd
mkdir vm2
vagrant init precise32
vagrant up
vagrant ssh

これで、ディレクトリごとに別のVMが作成される。素晴らしい。

(ディスクは普通に消費されていくので、そのへんは注意が必要。)


以上で、vagrantの導入は完了。

次の記事で、最後の目的であるansibleについて書きます。

(そもそもvagrantはansibleの練習用VMを簡単に作るために欲しかった。)